糖質制限と食事
調べてみた!試してみた!
低糖質麺はどう選ぶ?糖質制限中も麺を楽しむための種類・比較・食べ方
監修 糖サポ調査隊 糖質制限サポート調査隊
目次
きっつん、今日は低糖質麺にしたよ! だから、チャーシューをいつもの2倍にしてみた。
麺が頑張ったそばから、トッピングが全力で巻き返してるな。
チームワークってこと?
おまえの食欲だけ、妙に連携がいいんだよ。今日は麺の選び方から、一皿の整え方まで見てみようぜ。
「糖質を控えたいけれど、ラーメンやパスタは楽しみたい」。そんなとき、いつもの麺を置き換える選択肢になるのが低糖質麺です。おから・こんにゃく系から小麦ベースのパスタまで、種類ごとの違いと、比べ方、おいしく続ける工夫を紹介します。
低糖質麺って、普通の麺と何が違うの?
原材料や配合を工夫して、糖質を調整した麺
低糖質麺には、おからやこんにゃく粉などを使うものや、小麦粉などの配合を工夫し食物繊維を加えたものがあります。糖質を大きく抑えた製品も、通常の麺との食感の近さを重視した製品もあり、選択肢は一つではありません。[1][2][3]
「低糖質」の文字が同じでも、食べ方や1食分の栄養成分は違います。自分が作りたい料理と、実際に食べる量に合うものを選ぶことが大切です。
| タイプ | 特徴・使い方 | 確認したいこと |
|---|---|---|
| おから・こんにゃくなどを使う麺 | 水切りだけで食べられる製品も。冷たい麺料理や汁麺風などに | 水切り・加熱の要否、味、食感、保存方法 |
| 小麦などの配合を工夫した低糖質パスタ・麺 | 小麦の麺の食感を求める人にも選択肢。乾麺タイプなどがある | 1食分の量、ゆで時間、小麦・卵などのアレルギー情報 |
分類は編集部による整理です。同じタイプでも、原材料・糖質・エネルギー・調理方法は商品ごとに異なります。メーカー公式情報[1][2][3]。
低糖質麺を選ぶなら、「1食分」で比べよう
乾麺100gと、水分の多い麺100gをそのまま比べない
乾麺はゆでると水を含んで重くなります。一方、水分を多く含む麺は、袋から出して水を切るだけで食べられることも。両者を「100g当たり」の数字だけで比べると、食べる状態の違いを見落としやすくなります。
例えば、紀文の「糖質0g麺 丸麺」は1包装150g当たり、はごろもフーズの「Carboff ロングパスタ」は乾麺100g当たりの栄養成分を掲載しています。表示単位を確認し、自分が食べる量に合わせて考えましょう。[1][2]
乾麺? ゆで麺? 水切り後?
調理後に食べる1食分で考える
糖質と炭水化物を区別
エネルギー・たんぱく質・食塩も確認
何と比べて、何%オフ?
量・調理状態・たれの扱いまで確認
大きな「オフ率」だけで、選ばない。
メーカーの表示・調理説明を優先してください。
「糖質○%オフ」は、比較対象と分量まで確認
オフ率は、何と、どの量を、どの状態で比較したものかとセットで読みましょう。例えば昭和産業の「蒟蒻効果」は、本品80gと自社従来品スパゲッティ100gを、ゆで上がり重量が同等になる条件で比較しています。製品によって条件が異なるため、パーセントの大きさだけでは選べません。[3]
糖質・炭水化物・エネルギーは、同じ項目ではない
炭水化物には糖質と食物繊維が含まれるため、炭水化物が記載されていても、そのすべてを糖質と考えないようにしましょう。また、糖質が少なくてもエネルギーがゼロになるわけではありません。商品の表示にある項目をそろえて確認することが基本です。
じゃあ、糖質オフって書いてある麺なら、大盛りもオフになる?
大盛りという事実は、わりとはっきりオンだな。麺の名前じゃなくて、おまえが食べる量を見ようぜ。
低糖質麺をおいしく食べる、3つのコツ
① 調理方法は、商品ごとの説明を優先する
水切りだけで食べられる麺に、乾麺と同じゆで方をする必要はありません。反対に、ゆでる必要がある製品は、指定時間や調理方法を守りましょう。冷凍ができない製品もあるため、まとめ買いや作り置きの前に、保存方法も確認してください。[1]
② 水分とソースの量を調整する
水切りタイプは表示どおりに水分を切り、味付けをする前に状態を確認してみましょう。水っぽく感じたからと、たれや塩を次々に追加するのは控えめに。炒めたり加熱したりする場合も、その商品に合う調理方法を選びます。
③ 料理との相性で選び分ける
冷たいつゆで楽しむ、温かいスープに合わせる、ソースをからめてパスタ風にするなど、料理に合わせて選んでみましょう。「いつもの麺とまったく同じ」を目指すより、その麺に合う食べ方を見つけるほうが続けやすいこともあります。
麺を替えたら、具材とソースも一緒に考える
食べる量を決める
1食分の糖質を確認
低糖質でも量を増やし過ぎない
肉・魚介・卵・豆腐など
野菜・きのこも組み合わせる
麺だけで一食を済ませない
使う量を決める
添付品の表示も確認
スープを飲む量にも気を配る
麺を替えた分だけ、トッピングを増やすのは控えめに。
編集部による献立の考え方です。商品の成分と実際に食べる量で確認してください。
たんぱく質源と野菜を加えて、一皿を整える
麺だけで済ませず、肉、魚介、卵、豆腐などのたんぱく質源と、野菜やきのこを組み合わせましょう。例えば、温かい麺に鶏肉と青菜を添える、冷たい麺にゆで卵と野菜をのせるといった工夫です。特定の麺だけで、1食に必要な栄養をすべて補えるわけではありません。[4]
油・ソース・添付のたれは、使う量まで確認
低糖質麺を使っても、油や濃厚なソース、揚げ物のトッピングを増やせば、食事全体のエネルギーは増えます。麺とたれがセットの製品は、栄養成分が「麺のみ」なのか「たれを含む」のかも確かめましょう。
汁麺の場合は、スープを飲み干さないことも、食塩を控える工夫になります。「麺が低糖質だから、ほかは自由」と考えず、料理全体で楽しみ方を調整しましょう。[5]
じゃあ今日は、麺に鶏肉と野菜をのせて、たれは少しずつ! ずいぶん賢そうな一皿だね。
一皿に知性を全部預けないで、おかわりの判断にも少し残しておけよ。
「低糖質」と「グルテンフリー」も、別のこと
低糖質パスタにも、小麦や小麦たんぱく、卵などを使う製品があります。低糖質であることは、小麦不使用やグルテンフリーを意味しません。小麦・卵・大豆などのアレルギーがある人は、原材料とアレルギー情報を確認してください。[1][2]
食事指導を受けている人は、麺の量や組み合わせを医師・管理栄養士の指示に合わせましょう。糖質を減らすことだけを目標に、食事全体を極端に少なくする必要はありません。[6]
まとめ:好きな麺料理を、無理なく続ける選択肢に
低糖質麺は、麺料理を楽しみながら主食の糖質量を調整したい人に役立つ選択肢です。タイプと調理方法を確認し、1食分で比較して、具材やソースまで含めて考える。味・手間・費用も比べ、自分の食卓で続けやすい麺を選んでみましょう。
わかった! 麺を替えるだけじゃなく、一皿全体を見るんだね。チャーシュー2倍は、今日はやめとく。
いい判断だ。麺の努力も報われるな。
じゃあ、余ったチャーシューは食後に単品で……。
さっきはトッピング、今度はデザート扱いか。名前を替えても、同じ晩ごはんだぞ。
参考資料
監修:糖サポ調査隊
公的機関・メーカー公式情報をもとに構成。
- 紀文食品「糖質0g麺 丸麺」
- はごろもフーズ「Carboff ロングパスタ」
- 昭和産業「蒟蒻効果(グルコマンナン入りパスタ)」
- 厚生労働省 e-ヘルスネット「外食・中食の上手な活用法」
- 厚生労働省 リーフレット「食塩摂取過多」
- 厚生労働省 e-ヘルスネット「肥満・メタボリックシンドローム予防の食事」
監修
糖サポ調査隊
糖質制限サポート調査隊
「糖質制限している人たちをサポートしたい!」「この情報をいち早く届けたい!」との想いを熱く燃やしながら、へるおいしー(ヘルシー&おいしい)情報があればどこまでも調査に飛んでいく、糖サポの調査部隊。
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