おいしい低糖質パンが続々と開発！おすすめはこれ！ 

糖質オフのパンといえばボソボソとした食感のイメージを持っている人も多いのではないでしょうか。でも最近は、さまざまな低糖質パンが開発され、人気のようです。そこで今回は、市販の低糖質パンを実食＆リポートしてみましょう。 

気になる低糖質パンってどんなパン？ 

糖質を減らしたブランパンは「小麦ふすま」がポイント 

低糖質パンとは、小麦や砂糖など糖質の高い原料を減らし、小麦ふすま（ブラン）、大豆粉など糖質の低い食材を加えたパンのことです。昔から低糖質パンとしてのイメージの強いブランパンも小麦粉に小麦ふすまを加えたものです。ただし、小麦ふすまの割合にかかわらずひとくくりにブランパンと呼ばれているため、中にはそれほど糖質が低くないパンも。糖質制限ダイエット中は購入の際、注意が必要です。 

一般的なパンの糖質は？ 

まずは一般的なパンの糖質量を知っておきましょう。 

●100g当たりの糖質量
（※6枚切り食パン1枚の重さは約60g） 
角形食パン：42.2g 
フランスパン：54.8g 
ロールパン： 46.6g 
クロワッサン： 42.1g 

やはり、パンはどれも糖質量は多めですね。

おいしい低糖質パンの選び方

低糖質パンは以下の３つをポイントに選びましょう。 

糖質量が低い

低糖質パンの多くは、包装の表に大きく糖質量が書いてあります。もし記載がないときは、栄養成分表示から、炭水化物量−食物繊維量＝糖質量で計算することができます。 

天然甘味料使用

砂糖を使ったパンは、糖質が高くなりがち。低糖質パンを選ぶときは、天然由来の甘味料・エリスリトールなどの記載があるものを選びましょう。こちらは原材料名に書いてあります。 

食物繊維が多い 

ふすまや大豆粉、おから粉などが多いものは、食物繊維も多く低糖質です。食物繊維は血糖値の急上昇を防いでくれます。栄養成分表示を見て、食物繊維の量も確認しましょう。 

糖質制限ダイエットは、主食（炭水化物）の見直しからはじめよう

毎日食べるごはんだから。続けることが何より大事だから。

私たちの日常の食生活で、最も多くの糖質（炭水化物）を摂取しているのは、ごはん、パン、麺といった「主食」からです。その主食の「ガマンしない、ムリしない」糖質とカロリーのコントロールが、糖質制限やダイエット成功のカギを握っていると言えます。

お茶碗１杯、レタス約半玉分の「食物繊維」を含む、GI値を抑え、「糖質とカロリーがカット」されたこんなお米もあります。

おいしい低糖質パン、5つを食べてみた

低糖質でおいしい！と人気のパンを実食 

上記3つのポイントを押さえた低糖質パンを紹介します。どれも一度オーブントースターで温めた味の感想です。なお、一般的なパンの糖質量は、上にある100g当たりの糖質量から計算しています。 

30種類の栄養素入り【BASE FOOD：メープル】 

完全栄養食というコピーで有名になったベースブレッド。たんぱく質・ビタミンB群・食物繊維など30種類以上の栄養素が入っており、1日に必要な栄養分の1/3が摂れます。気になる糖質は、一般的なパンと比べて40%減。また、油脂はバター、合成保存料・合成着色料不使用なのもうれしいところ。糖質量は2個で27.1ｇです。（一般的なロールパンは2個100g：46.6g） 

［いざ実食！］ 
切ってみると4層になっていました。味は甘いメープル味、材料の雑穀や大豆などが入り、ザクザクと食べ応えがあり、ハード系パンが好きな人に好まれそうです。スープと合わせるとバランスもよさそうです。 

【商品情報】30種類の栄養素入り「BASE FOOD」メープル（16袋セット）

主食に使える【シャトレーゼ：糖質82％カットのテーブルパン/6個入り】

シャトレーゼの糖質カットシリーズのパンから、「ベーコンペッパー」をセレクト。冷凍で販売されており、保存も可能。食物繊維を多く使用し糖質量は1個3.1gです。 

［いざ実食！］ 
一口食べてみると軽めのふわふわ食感です。ほんのりベーコンの塩味やペッパーの辛味がアクセントになっています。食事パンとしてスープやソースにつけると、よりおいしく食べられそうです。  

低糖質ふすまパン【フスボン：あんバターロールほか】 

「低糖質」「高タンパク」「高食物繊維」が特長のふすまパンのフスボン。種類が豊富でSNSでも人気です。注目すべきなのは、身体にいいパンをモットーに、ふすまは有機ふすまのみを使用していて、安心して食べることができます。 

［いざ実食！］ 
あんバターロールをいただきました。ふすまパン特有のパサパサ感はなく、もっちりとした生地の中に、あんこがずっしりと入っていて、少し塩気のあるバターととてもマッチ。生地に入っているバターの風味もあって濃厚な味を楽しめます。（糖質7.0g /176.1kcal） 

【商品情報】「フスボン」低糖質ふすまパン あんバターロールほか（8種セット）

保存用にもおすすめ【ピアンタ：Cut and Slim 低糖質パン】 

小麦の代わりにふすまを使った低糖質パン。今回は、チョコレート味をセレクト。チョコを使っているせいか、ほかの低糖質パンより糖質は少し高め。また、ロングライフパンで60日の賞味期限があります。 1個80gで糖質量は16.9gです。（一般的な食パン6枚切は1枚60gで糖質量25.4g） 

［いざ実食！］ 
袋を開けたときはロングライフならではのアルコールっぽい匂いがしましたが、トースターで軽く焼くと気になりません。きめ細かくてしっとり食感、ブランパン特有のモサモサ感もありません。甘くて、スイーツ感覚で食べられます。 

【商品情報】「ピアンタ」Cut and Slim 低糖質パン（3種各4個 計12個）

お茶碗１杯、レタス約半玉分の「食物繊維」を含む、GI値を抑え、「糖質とカロリーがカット」されたこんなお米もあります。

調査結果 

今回ご紹介したパンは、どれもおいしくて「ボソボソしている」という低糖質パンのイメージを覆す味でした。ふすまや大豆粉などは食物繊維・たんぱく質なども多く含んでいるため、体にもやさしいといえます。夕方5時以降にパンが食べたくなったときは、低糖質パンをおいしくいただきましょう。 

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