糖質制限と食事
調べてみた!試してみた!
鍋ダイエットで太るのはなぜ?糖質制限中の具材・鍋つゆ・締めの選び方
監修 糖サポ調査隊 糖質制限サポート調査隊
目次
今日は野菜たっぷりのお鍋! ダイエット中だから、締めはうどんと雑炊の二段構えにしたよ。
鍋は軽やかでも、終わり方が大作映画なんだな。
最後まで楽しむのが礼儀かなって。
その礼儀、胃袋にだけ手厚いな。今日は鍋を一食として見てみようぜ。
「鍋ならヘルシー」と思っていたのに、体重が思うように変わらない。そんなときは、野菜の量だけでなく、肉の部位、鍋つゆ、たれ、締めまで見直してみましょう。鍋を我慢するのではなく、冬の食卓で続けやすい組み合わせを紹介します。
鍋ダイエットで太る?まずは「鍋一食」の中身を確認
鍋は、野菜とたんぱく質源を一緒にとりやすい料理です。ただし、鍋という調理方法だけで体重が減るわけではありません。肉や油の量、締めの主食、お酒や食後のデザートも含めた食事全体のエネルギーが、必要量を上回る状態が続けば、体重が増える要因になります。
糖質を控えることと、エネルギーを控えることは別の視点。糖質の少ない食材でも、脂質が多ければエネルギーは高くなります。「白菜を入れたから全部ヘルシー」と考えず、自分が取り分けて食べる量を確認しましょう。
肉・魚・豆腐+野菜・きのこ
種類と取り分ける量を見る
砂糖・みりん・油・ごまなど
使う量と表示を確認
ごはん・麺+飲み物・間食
最初から一食に含める
「野菜が多い」だけで、一食の評価を決めない。
鍋の具材は、たんぱく質源と野菜を組み合わせる

写真:Seungmin Yoon / Unsplash
肉・魚・豆腐は「何を、どれだけ」食べるか
鶏肉、豚肉、魚介、豆腐などから、主なたんぱく質源を選びます。豚バラや鶏皮を増やし過ぎないようにし、脂質を調整したい日は、皮を外した鶏肉や脂身の少ない肉、白身魚などを組み合わせる方法もあります。豆腐も食べ放題の食材ではないので、ほかのおかずとの量のバランスを考えましょう。
白菜・葉物・きのこで、具材に変化をつける
白菜、水菜、春菊、しめじ、えのきなどを組み合わせると、食感に変化をつけられます。野菜だけでお腹を満たそうとして肉や魚まで抜く必要はありません。一方、いも類、餅、春雨、練り物などは、見た目やイメージだけで糖質が少ないと判断せず、量や商品の表示を確認しましょう。
あわせて読みたい:麻辣湯はダイエット向き?春雨・具材・スープの選び方
水炊き・キムチ鍋・豆乳鍋、どれを選べばいい?
「この味なら必ず低糖質」という順位は付けられません。同じ名前の鍋でも、つゆの原材料や具材、たれで内容は変わります。次の表は、鍋を選ぶときの確認ポイントです。
| 鍋の種類 | 食卓での工夫 | 見落としやすい点 |
|---|---|---|
| 水炊き・寄せ鍋 | 鶏肉や魚、豆腐と野菜を組み合わせる | ポン酢やごまだれを足す量、鶏皮などの脂質 |
| キムチ鍋 | 辛さだけで判断せず、肉と野菜の量を決める | 鍋つゆの糖質・食塩、追加の油やチーズ |
| 豆乳鍋 | 豆乳の種類とつゆの栄養成分を見る | 調製豆乳、甘みのあるつゆ、締めの麺やごはん |
栄養価の順位表ではありません。商品やレシピ、食べる分量によって異なります。
鍋つゆの「100g当たり」と「1人前」を区別する
ストレートつゆと濃縮つゆを、原液100gの数字だけで比較するのは避けましょう。希釈後の量や何人前かを確認し、自分が使う分量で考えます。炭水化物しか表示されていない製品では、その数字をそのまま糖質の確定値として扱わないことも大切です。
あわせて読みたい:食品表示の「糖質オフ」や「糖類ゼロ」の違い
キムチ鍋で汗をかけば、締めの分も帳消しにならない?
汗にそんな決済機能はないな。辛さより、食べた量を見ようぜ。

締めは、食べ始める前に量を決めておく
鍋の具を十分食べた後に、いつもの一食分の麺やごはんを追加すると、主食を取り過ぎることがあります。締めを楽しむ日は、ほかの主食と合わせて量を決め、人数分を小分けにしておくと調整しやすくなります。
ごはん・麺を先に量る
一人分を決めて取り分ける
こんにゃく米や低糖質麺も候補
調理方法・成分を確認
すでに満足している日は
締めを省く選択も
締めの量は、鍋の具と合わせて考えよう。
こんにゃく米や低糖質麺も、量を調整する選択肢です。ただし商品ごとに原材料や糖質量が異なり、スープに向かないタイプもあります。パッケージの調理方法を優先してください。
あわせて読みたい:低糖質麺の種類・比較・おいしい食べ方
あわせて読みたい:こんにゃく米の上手な取り入れ方
鍋を続けるなら、食塩と衛生面にも気配りを
つゆを飲む量と、たれのおかわりを控えめに
具材だけでなく、つゆやたれにも食塩が含まれます。つゆを飲み干さず、取り皿のたれは少しずつ足すなど、使う量を調整しましょう。味が薄く感じても、煮詰まったつゆに調味料を次々足さないようにします。
生肉用の箸を分け、中心まで十分加熱する
生の肉や魚を触る箸・トングと、食べる箸を分けましょう。追加した具材にも十分に火を通します。残った鍋を室温で長く放置せず、保存する場合は浅い容器などに小分けし、速やかに冷蔵・冷凍して早めに食べ切りましょう。食事療法を受けている人は、主食やたんぱく質、食塩の量を指示に合わせてください。
まとめ:鍋は「ヘルシーそう」から、一食全体を見る習慣へ
鍋は、組み合わせ次第で食事を整えやすい料理です。具材・つゆ・たれ・締めを一緒に考え、食べる前に一人分の量を決める。鍋の種類を一つに絞るより、好きな味を上手に楽しむ工夫を続けましょう。
今日は締めを小盛りにするよ。うどんか雑炊、どっちか一つ!
やっとエンディングが一つになったな。
続編は明日のお昼にしよう。
保存はちゃんと小分けでな。食欲のシリーズ化だけは上手いんだから。
あわせて読みたい:糖質管理で大切な代替主食の選び方
監修:糖サポ調査隊
監修
糖サポ調査隊
糖質制限サポート調査隊
「糖質制限している人たちをサポートしたい!」「この情報をいち早く届けたい!」との想いを熱く燃やしながら、へるおいしー(ヘルシー&おいしい)情報があればどこまでも調査に飛んでいく、糖サポの調査部隊。
フリーワードで記事を検索する

